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枕詞「あしひきの」は実は「枕」?

いわゆる「枕詞」(まくらことば)と言われるものの中で「あしひきの」は、万葉集の中に百例以上あって一番多いらしいのですが、それが何と古代朝鮮語で「枕」を意味する言葉らしいのですから、冗談みたいな話です。

正確には「長枕」だそうで、韓国では今でも「ウォンナンチム」(鴛鴦枕)といって使用しているそうです。

例えば巻11の2802「或る本の歌に曰く」と注の或る、百人一首では柿本人麻呂作とされ「あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む」とよまれている歌

足日木乃山鳥之尾乃四垂尾乃長永夜乎一鴨将宿

は、

長枕が

ほと、まらを押す

四つ足を押す

端(ほと)えぐり行かむ

たて続きに行きて

相見て夜を明かさむ

という意味になるそうです。
くわしくは李寧煕氏の「枕詞の秘密」を見ていただくとして、「ひとりかも寝む」とはだいぶ違うようですね。

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参考サイト

万葉集 枕詞における用字研究「あしひきの」

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